モウコハン。

   

アトピー性皮膚炎

アトピーの原因というと「遺伝」のイメージが強いものですが、そうとは限りません。

家族は誰一人として肌は弱くないし、近い親族たちの中にもアトピー性皮膚炎の人は見当たらないのに、何故か次男だけ非常に肌が弱かったのです。

冬は乾燥で痒くなり、夏は酷いアセモになり、ほぼ一年じゅう痒がって塗り薬が手放せません。そうなるともう、赤くなるたびにイチイチ病院へ行っていられないので、酷いときにはそれが食物アレルギーの反応のなか?アセモなのか?アトピーの症状なのか?よくわからなくなってしまいます。

汗疹

これが汗疹(あせも)の始まり。

あせも

この状態はまだ初期で、とってもキレイなほうです。酷くなってくると、無意識のうちに掻きむしってしまうので、そのたびに血が出てカサブタになり、また掻いて血が出て…の繰り返し。

いくら「掻いちゃダメだよ!掻いたらもっと酷くなるよ!」なんて教えたって、限度があります。私たち大人にだって耐え難いものを子供に我慢させるのは無理ってもんです!特に睡眠中はどうしても掻いてしまうので、朝起きたら布団に血の跡がいっぱい。

毎年、5月~10月頃までは全身が酷いアセモだらけになり、11月~2月頃までは乾燥による激しい痒みに襲われ、それと同時に、ときどき食物アレルギーによる発疹も出ることがあるので、ほぼ一年じゅう、肌トラブルに悩まされていました。



これはアトピーか否か

これが所謂「アトピー皮膚炎」なのか?というと、疑問があります。あからさまにアトピーである患者の肌とはまるで違うからです。

しかも、こんなに肌が弱いわりには、赤ちゃんのときのオムツかぶれに悩むことが無かったり、ハウスダストには全くといっていいほど反応しなかったり… 案外、強い部分もあるから不思議なのです。

医者によると「これもアトピーの一種」だといいますが、そうだとしたら、これはかなり軽く済んでいるといえますね。

対策

では、この肌トラブルをなるべく軽く抑えるためには、どうすれば良いのでしょうか?

日常生活で気をつけられること・薬のことなど、試行錯誤を繰り返していくうちに少しずつ学んでいったことが幾つかあります。

 清潔に

夏は吸汗・速乾・抗菌機能に優れた下着を多めに用意しておき、たくさん汗をかいたら取り替えます。幼稚園などでは通園カバンに肌着とパンツを入れて持たせておき、自分で着替えるようにさせます。着替えるタイミングは「お昼ごはんを食べたら着替える」とか「プールのあとは新しいシャツを着る」などを子供に教えておき、習慣化させることが大切。
もちろん先生も承知しているので、掻きむしって血が出てしまったら薬を塗るなどの対応をお願いしています。絆創膏などはなるべく使わないほうが良いのですが、幼稚園などの集団生活ではお友達や共有物に血がついてしまうと困るため、空気を通しやすい素材のバンソウコウやネット包帯を利用し、帰宅後したら取るようにしています。


 石鹸・洗剤を使い分ける

我が家では洗濯洗剤はあまり気にせず普通のものを使っていますが、体を洗う石鹸は次男だけ特別のものを使っています。「特別」といってもアトピー専用の高級なブランドを決めて買っているというわけではありません(個人的にはさほど効果があるとは考えられないので)。 原料は自然なものが使われていて、低刺激性のもので、そのとき安く売られているものを選びます。私は有名メーカー・有名ブランドでなくても構わないと思っています。

 擦らない

お風呂で体を洗うとき、ボディースポンジは使いません。 擦らないことが大切!泡を手にとって優しく撫でるように洗います。それでも汚れは十分に洗い流せます。ゴシゴシ擦ってしまうと症状が悪化するので注意。最後にシャワーで隅々まで十分に流すこと。泡が残っていると、それがまた痒みの原因になります。拭くときもタオルでゴシゴシ擦らないこと!これらは女性の洗顔で気を付けるべきことと同じですね。

 アレルギーを正しく知る

体質は成長により変化していくので、半年おき、1年おきなど定期的にアレルギー検査を受けていましたが、それも小学校低学年まで。その後は ”アトピーって何だっけ?”というくらい強い肌になっていきました。

「アレルギー」といってもイロイロ。まず子供のアレルギーの状態とアレルギーの仕組みを「知る」ことが大切です。


子どもの病記録
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